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要するに黒夜は巻き込まれたのだろう。
道の真ん中でメールを見たまま呆然とする黒夜。
何時の間にか黒夜の目の前には猛スピードで走るトラックが。
トラックが黒夜にぶつかった数秒後にトラックと黒夜は光を発しながら消えた。
「黒夜くーん!」
誰もいない道を黒夜を探して走る女。
「ハァハァ・・・もう帰っちゃったのかな・・・?でもさっきの光って・・・」
息を切らしながら考え込む萩谷薫。
様子を見る限り何か知っているのだろうか?
「でも黒夜君が・・・?まさかっ!」
彼女は何かに気付いたようだ。
だがそれを人に伝えることは無かった。
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