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「僕ね…凄く不安なの…。どんな人いるか分からないじゃん??でもね、僕も入ってみたいの…。だから謝らないで…。」
僕は泣きながら伝えた。
そんな僕を瑠架ちゃんは抱き締めてくれた。
「ありがとう。じゃあ嫌になったらやめて良いからね??」
そういうと僕の携帯にサイトを登録した。
「本名は仲良くなってから教えれば良いし、なんなら私手伝うよ!!」
目を輝かせて云う瑠架ちゃんは可愛い。
だから彼氏出来るんだよね。
「ありがとう。僕…全然分かんないから教室で教えて??」
瑠架ちゃんは此処が外だということはすっかり忘れているだろう。
「え…教室??……あーっ!!ここ外じゃんっ!!藍薇ッ…早く行こうッ??」
ほらね。
そんなとこも面白くて可愛くて瑠架ちゃんらしいんだけどね。
「クス…そうだね、早く行こっか。」
僕は瑠架ちゃんの手を握って教室まで二人で走った。
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