~葉占と天占~

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『コロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロスコロス・・・・コロス――――――ッッ』 自分ではそう言ったつもりだったが、実際には獣の声にしか聞こえなかったっだろう 「・・・・・・朔刃・・・」 目の前に銀色の鈍い光が見える・・・ 男が剣を取り出したんだろう・・・俺をコロスために 「オマエモテキカ・・・」 瞬間、俺は飛び出した <キィンッ!> 「・・・ガルルルルッ・・・」 (フセガレタ・・・・・?) 俺の攻撃を完全に防いだのはこの男が初めてだ。 このとき俺に、少しの隙ができた 「朔刃っ・・・!落ち着きなさいっ!」 その一瞬の隙をつき、男が一気に間合いを詰めて来る (コロサレルッ!?) 俺が覚悟したとき 剣が俺の額に触れた 切るでもなく刺すでもない・・ただ、軽く触れた 「ウッ・・・・!?」 不思議な力が流れ込んでくる 俺はそのまま、意識を手放した―――――――
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