4.姉ちゃんへの報告により。

9/14

686人が本棚に入れています
本棚に追加
/118ページ
「……あ、あのっ、つ、月夜ぁ……」 「ん?あ、ごめん、苦しかった?」 光は涙目でこっちを見ている。なんだか申し訳ない。 「んーん、違う、もう少しこうしてていい……?」 ピシャーンと雷がはしったかのような衝撃。 なんだこのかわいい生き物は!!! 俺ここきてよかったわ!!! 「……こうして、神田月夜もホモォへの一歩を踏み出すのだった……。完」 「終わらすなし」 翔をジトーっとした目で見ていると、丁度チャイムがなった。 「……ん、ありがと!き、教室、行こっか」 光が離れていく。あぁ俺の天使が……。 「てかおまいらwwwww甘い雰囲気出してるけどなwwwwまだ授業あるかんなwwwwwwwまぁ今日の残りの授業は委員決めだけど」 「わかってるわボケ。さっさといくか」 「月夜たん俺に対する態度どんどんひどくなってない?wwwww」 こいつは無視だ無視。
/118ページ

最初のコメントを投稿しよう!

686人が本棚に入れています
本棚に追加