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「つきや!つきや!」
説明が終わり、10分間程の準備時間。
翔が笑顔で抱きついてくる。正直に言おう。かわいい。
「月夜どっちだったー?」
「鬼だよ」
「俺も!ああー、よかったような悪かったような……んん」
ぶつぶつとなにかを呟く翔はとりあえずかわいい。
もう最近みんながかわいすぎて俺はどうしたらいいんだろうか。
「翔ー!月夜ー!どうだった?」
夜道がものすごいスピードで駆け寄ってくる。かわ…………はやい。
「……えっと、俺も翔も鬼だよ」
「俺も鬼!よかったぁ、逃げる側じゃなくて……俺足あんま速くないからなぁ」
あれで速くなかったら俺は一体……。
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