2.王道学園により。

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……てことは? 翔も頭いいのか? 見るからにバカそうだぞこいつ。 「月夜今俺のことバカって思っただろwwwwww残念wwwwwwwテストは満点ですたwwwww萌えの為に頑張ったおwwwww」 萌えってすげー。 「いつまでそこにいんだよ。行くぞ」 夏海先生に声をかけられたのでそろそろ行かないとな。 俺はいまだにちょっとハァハァしている翔をつれて職員室をあとにした。 ******** クラスの前についた。 うわあああ……やっぱり緊張するな。 急に不安になってきた。 それに対して翔は目を輝かせている。俺も腐男子だったらよかったのに。 夏海先生は俺達にちょっと待ってろ、と言うと教室に入る。 次の瞬間だった。 キャアアアアアアアアアアアアアアアア!!!!!!!!!!!!!!!!!!! 「!?」 「うはwwww王道wwwwwww」 ……え、ここ男子校だよな? 女子みたいな悲鳴(?)聞こえたぞ。 なんか抱いてーとか聞こえるけどきっと幻聴だ。うん。 「お前らちょっと黙れー。そんじゃあ、今年から入る外部生を紹介する。入ってこい」 あれ、これ転校生がされることじゃね? と思ったがまぁ気にしないでいくか。 ちょっとドキドキしながら教室に入る。
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