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あれから翔と少し話し、カップ麺だけ食べて寝た。翔が何故かカップ麺を大量に持っていたのでひとつもらったのだよ。
「ふあああ…………はよ」
起きると翔がエプロンをしてキッチンに立っていた。
テーブルには焼き魚に味噌汁といった和食。
「よーっすwwwwはよwwwww寝起きはさらにエロいんすね月夜たーんwwwwww」
「きも」
「ひでぇ……」
そんな会話をしつつも、朝御飯を食べる。
「いただきまぁーす。………………え、うま。これ翔が作ったんだよな?」
「おー、そうだよ。うまいだろwwww」
俺の方を向きニヤリと笑う翔。
こいつ顔もよくて料理もできんのに腐男子っていうので全てぶちこわされてる気がするんだけど。
「ほい、卵焼きかんせー。おれもたーべよ。いただきやす」
もぐもぐと無言で食べていく。
……あ、そういえば。
「なぁ」
「んー?」
味噌汁をすすりながらこっちを見る翔。
「今日って金曜だよな」
「うん。それがどうした?」
「いや……明日姉ちゃんに連絡しなきゃと思って」
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