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準備を一瞬で終わらせ、俺の大切な大切な相棒たちのジャージを丁寧に別の鞄にいれる。
俺はとにかくジャージが好きだ。あの肌触り、あのゆったり感、あの素晴らしきボデー!!!!!!!!!
まさに俺のために作られたようなもの。
ジャージは大きめのばかりだ。
なぜならゆったり感を最大に味わうため。
とにかくジャージが好きなんだよ俺は。
ジャージを20着ほど詰め込み、ジャージのはいった鞄とその他必要なものを詰めた鞄を持つ。
ちょうど17時だな。
「不本意だがいってくるよ姉ちゃん」
「ええ、いってらっしゃい。いい報告を待っているわ」
くそ、姉ちゃんに逆らえない自分が憎いわ。
家を出ると俺は固まった。
……なんでリムジンが家の前に。
「神田月夜様ですね?お迎えにあがりました、稲木(イナギ)と申します。気軽にじいやとおよびください。どうぞ車のなかへ」
……おいリアルじいやなんてはじめて見たぞこの野郎。
優しそうな雰囲気の稲木さんことじいや。なんてジェントルマン。
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