1.姉ちゃんの陰謀により。

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準備を一瞬で終わらせ、俺の大切な大切な相棒たちのジャージを丁寧に別の鞄にいれる。 俺はとにかくジャージが好きだ。あの肌触り、あのゆったり感、あの素晴らしきボデー!!!!!!!!! まさに俺のために作られたようなもの。 ジャージは大きめのばかりだ。 なぜならゆったり感を最大に味わうため。 とにかくジャージが好きなんだよ俺は。 ジャージを20着ほど詰め込み、ジャージのはいった鞄とその他必要なものを詰めた鞄を持つ。 ちょうど17時だな。 「不本意だがいってくるよ姉ちゃん」 「ええ、いってらっしゃい。いい報告を待っているわ」 くそ、姉ちゃんに逆らえない自分が憎いわ。 家を出ると俺は固まった。 ……なんでリムジンが家の前に。 「神田月夜様ですね?お迎えにあがりました、稲木(イナギ)と申します。気軽にじいやとおよびください。どうぞ車のなかへ」 ……おいリアルじいやなんてはじめて見たぞこの野郎。 優しそうな雰囲気の稲木さんことじいや。なんてジェントルマン。
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