8.王道イベントにより。

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side 三田奏 うわぁ、うわぁうわぁうわぁ!! つ、つっきーの手が!俺の、でこに!うわああああ!!! やばいやばいやばい。顔絶対赤いよ。不謹慎だけど風邪引いててよかった。 不思議そうにこっち見てるつっきーがかわいすぎる。やばい。 てかさ。俺つっきーみたからってなに抱きついてんの。完全に無意識だったんだけど。 いやよかったけど!いい匂いしたし華奢だしかわいいしかわいいしかわいいし。 ……じゃなくて。 まじでやばいかも。つっきー何でそんな簡単に手とか当てちゃうの。 そう思っていたときだった。 「ちょっと奏。風邪ひいてるんだから無茶しないではやくもどってくださ……ってあああああああよみちあああああああああ!!!!!!」 ……しーちゃん。 あ、しーちゃんっていうのは副会長ね。雨宮雫、しーちゃん。 てかなになに。なんか変態になってるよしーちゃん! 「え、ちょ、やめてくださ……先輩!」 なんかちっちゃいもっさりした子に抱き付いてる。くんかくんかしてる。こわい。 ……つっきーの匂い、マジいい匂いだったなぁ……。 じゃなくて!これじゃ俺まで変態! てかいつまでつっきー手当ててんの!離してくれないと俺爆発する! あ、離してくれた。……もっさりくんのほう行っちゃった。 離してっていったのは俺だけどさ。なんか……寂しい!!! ……つっきーの手、ちっちゃかった……。 side end
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