9.驚愕の事実により。

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ご飯を食べ終え、生徒会室にいく。 行かなきゃあとでやばいことになるかもしんねーしな。 「月夜。大丈夫かなぁ……?」 翔が不安そうな目でこっちを見る。うわ、なんか連れてきちゃった俺がすげー悪いやつみたい。 「大丈夫だろ。つか翔はなんもしてないし」 「俺はいいの。月夜のことだよ」 きゅっと俺に抱きつく翔。ああかわいい。かわいすぎる。 「大丈夫。なんかあったら殴るわ」 「……それもやばい気がするけど」 生徒会室の前についたので、コンコンと扉をノックする。 つか扉くそ豪華なんだけど。 「入れ」 中から生徒会長らしき人の声。 「しつれーしやーすwww」 緊張感の欠片も感じられない翔の声。 だが、しっかり俺のことを後ろから抱き締めているところをみると、少し不安なのだろう。 ……歩きにくいけどかわいいから許そう! 「神田月夜。率直に問う」 突然ぎらりとした目で俺を見る会長。 ……他の生徒会役員はにこにこしてこちらをみている。 「お前は…………Sか?」 は? え、えす? ……わっつ?
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