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(本当によろしいのですか?)
(使い魔契約で実体化するんだろ?)
そう全ては使い魔契約に賭けている訳で魔武器の精製ついてはやらないことに決めている。
使い魔契約は運命的な要素が魔武器より格段に強い。
なので魔武器を作ったせいで俺とセツナの繋がりを消してしまうおそれがあるならば避けておきたい。
(俺も使い魔ならセツナって決めているんだ)
(………ご主人)
「今年は6人か多いな。まあいい、使い魔契約を済ませている奴は?」
これには俺以外の5人が手を挙げている。
「はぁ、今年は可笑しな奴等ばかりだな」
もう何度目か分からないため息を溢している。
「お前等6人は待機だ。使い魔契約になったらオウギだけ来い」
そう言うと周りに魔石を配り始めて、皆が一様に魔力を込めている。
「おぉー、すげぇ」「……何でフォーク」「やった俺のは剣だ」と喜ぶ者や落胆する者とさまざまな反応がある。
フォークの奴ドンマイ。
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