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「何でお前等は………」
イケメンは存在自体が敵ですから。
エイジ先生の苦悩も分かりますが、こればかりはどうにもなりませんから。
「はぁ、俺に何度ため息をさせる気だ。次はオウギだ」
何とか使い魔契約に変わり、サキュバスにドラゴンと有名な魔物から中にはスライムと残念な奴までいる。
個人的にはフォーク野郎の使い魔が気になったが見ることが出来なかった。
いや、見る余裕が無かったとも言える。
「おい、オウギ。聞いているのか?」
ようやくだ。これでセツナと俺の願いが叶うんだ。
(セツナ、待ってろよ)
(はい、信じて待っています)
「カガリ君!!」
「―――はっ!ヒビキ、いきなりどうしたんだ?」
「どうしたってカガリ君何か変だよ?」
「変?」
「カガリ、珍しく緊張しているのかい?」
俺が緊張している?
そうかも知れないな。俺は長年の間この使い魔契約を待っていたんだから。
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