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「何でカガリが知っているの!?」
サヤカも同じように慌てている。
個人詠唱と言ったら五大貴族などの家に伝わる詠唱でその属性の使い魔を召喚するといった内容。
けど、あんな内容聞いたことないよ。
眩しい光に包まれ、目を開いた時にはカガリの姿は消えていた。
「まさか逆召喚までされる何て」
カガリ、君は何をしたんだ?
――――――sideカガリ
「――――お花畑?」
眩い光に包まれた思った次の瞬間に俺は何故か色とりどりの花が咲き乱れている場所に来ていた。
高位の使い魔に召喚される逆召喚ってのは分かったけど、ヴァン達に聞いた話と全然違うな。
「何もない真っ白な空間って聞いたが」
今見ている景色と言ったら正反対なメルヘン空間じゃないか。
「――――そんなことよりセツナだ」
俺はセツナと契約するために来たんだ。
ラッキーなことに腰にある刀も消えている。
「可能性は充分にあるぞ!」
高まったテンションのまま俺はとにかくセツナを捜すためにお花畑を走った。
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