天才が当たり前の世界で

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ようやくセツナが黙り出した頃に教室に男性が1人入ってきた。 髪がボサボサで服も着崩れているので清潔が無さそうに見える。 実際に無いかもな。 「俺は担任のエイジだ。窓際からさっさと自己紹介しろ」 自分の紹介は簡単にすぐにクラスの自己紹介を進めてくる。 クラスメイトも端的に進めていく姿は見ていて面白くない。 「カガリ=オウギ、得意属性は雷です。よろしくお願いします」 周りから俺の腰にある刀に視線が送られている。 分かってるさ。俺からだって今日ぐらい刀を置いて来たかったのにセツナが連れてい行けってうるさかったんだよ。 未だに感じる視線を無視して俺は座った。 「ミズホ=ファーニアだ」 ファーニア家!?それって火の五大貴族じゃないかよ! 五大貴族って言ったら全員がSクラスにいるもの思っていたが、まさかAクラスにいたとは。 クラスの全員も考えが同じで周りの人の話しているのが聞こえてくる。
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