対抗戦

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「初級魔法のクリエイトだけど、これ程私にあった魔法は無いわ」 これからはクリエイトの認識を変えて行かないと。 凡人が使えば粘土遊びだが、天才が使えば凶器に早変わり。 それに初級魔法ってことは魔力を消費も最小限で抑えられるって訳だよな? 何その反則? 「カガリ撃破をサヤカ英雄譚の第一節にしてあげるわ!」 投擲された槍は俺の視界からだと壁が迫って来るようにしか見えない。 それだけ大きいってことか。 (ご主人、もう一度振ってください) (了解、信じるぞ) セツナに言われたように刀を振ると刃の部分だけが、太く大きく伸び上がり、巨人槍を斬るというよりはたき落とした。 ………ハエ叩きかよ。 (アッハッハッ、楽勝!楽勝です!!) (お前完全に悪役だぞ?) 使い魔召喚を終えた当たりからフリーダムになっているセツナは後々どうにかしないとな。 じゃないとキャラがめちゃくちゃだ。 「何でAクラスにいるのよ?意味不透明よ」 「それを言うなら意味不明な」 お前の言葉が意味不明だ。
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