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…訂正したい。よく考えたら彼女は落ちてきたんだから正規の手段というよりは事故だ。どうして来たなど聞くだけ無駄だろう。
幸い怪我は軽くすぐに治る程度であったため、暫くここで静養させて、完治したら外へと帰らせよう。そう考えていた。
慎「…ふむ。欧州は今そういう状態か…利権と表面的人道が絡んで…大変だな。」
ミュカレ「はい…私は最後にはロシアを見ていましたが、既に危険でした。戦争でも起こりそうな…」
霊緋「戦争……。嫌な単語ですね」
慎「だが、人類が有史以来無くしたいと思っても平和を200年と保てないんだ、無くならないよ、戦争は」
ミュカレ「………」
慎「どうした?顔色が悪い。やはりまだ痛むかな?」
ミュカレ「あ…いえ…大丈夫です……」
慎「…?」
霊緋「夕飯が出来ましたよ~」
慎「ほいほい」
ミュカレ「…良い匂い」
霊緋はどうやら日本食でも、外国人でも抵抗無く食べられそうな物を選んで作ったようだ。やはり美味しそうだね
「「いただきます」」
慎「うん、いつ食べても美味しいね。料亭にも負けていないよ。」
霊緋「博麗神様にそう言っていただけると作った甲斐が有ります」
ミュカレ「…あ…、美味しいです。…凄い、野菜ってこんなに美味しかったっけ」
慎「どこで食べた物と比較してるのかな?」
ミュカレ「…イギリスですけど?」
慎「…比べるまでも無いから安心してね。」
イギリス料理の野菜と日本料理の野菜は扱いが違うからね…比べるのは野暮という物だよ…
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