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慎「…まあ、では行ってくるとしますか。」
もう一度映姫に挨拶に行(逝)きました
~三途の川~
小町「で?何で此方に来たんだい?」
霊緋「私は跳べないからですよ」
慎「そう言う事です。転移にも色々制限があるんです」
小町「ふーん…?ま、楽しんできなよ。また落ちてきたりしないでね?」
霊緋「暫くは大丈夫ですよ。貴女も寝ないようにね?」
小町「……善処するよ」
慎「ははは…」
小町「…むぅ…ん?そう言えばお前さん、行きは転移で来たのかい?」
慎「…いえ……スキマで落とされて来ました…」
小町「……そりゃあ御愁傷様だね」
外界移動中…
霊緋「さて…、本当に久し振りです。よくもここまで遅れてくれた物ですね」
慎「その節は本当に申し訳有りませんでした…」
霊緋「……まあ、良いですけどね、ちゃんと約束は守っていただけましたから」
慎「………霊緋」
霊緋「やっと…貴方と共に居られます…。待ち時間は長かったですがね♪」
慎「……あぁ、そうだね。……ん、着いたよ。此処が私が住んでいる家だ」
霊緋「……ふふ…今夜は寝かせませんからね?」
慎「…え゛?…一体何を」
霊緋「私最近、戦闘技術が鈍ったと思うんですよ。だから、昔みたいに修業お願いしますね?私が満足出来るまで」
慎「……徹夜確定…(泣)」
慎(まあ…こういうのも悪く無いか…。昔みたいに…か。私にそんな資格があるのかねぇ…。ま、やりますかね)
慎「なら昔みたいに実践『いざ、神を越えてみよ☆レッスン♪』でもしますかね」
霊緋「え゛…アレを…やるのですか…?嘘ですよね?」
慎「えー?やらないの?まあどうせ拒否権ないから、覚悟してくれたまえ。昔みたいにやって差し上げよう…」
霊緋「い……いやぁあああ!?(泣)」
ささやかな仕返しと、御礼をしてあげよう
今までの償いには程遠いかもしれないが
何回でも、何年でもね。
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