5人が本棚に入れています
本棚に追加
慎「…あぁ……疲れた」
霊緋「随分可笑しいと思っていたら……腕が落ちたのは慎の方でしたか…。というか落ち過ぎです」
慎「ははは……力を分けちゃったからなぁ…」
霊緋「…分けた……?何にですか?」
慎「博麗神社在中の陰陽玉。アレに4分の1程ね」
霊緋「…そんなものをいつの間に……あぁ、私が死んでからですか…」
慎「そうだよ。博麗神社の巫女を根本から強化する為にね」
霊緋「…あ…そういえば…あの時の彼女はどうなっているのでしょうか…」
慎「わからないよ……そろそろ戻ってきても可笑しくない頃合いではあるか……」
?「もう、戻ってきているよ。」
霊緋「……あら…そうでしたか。…それで?貴方は、自分を見つけることが出来ましたか?」
?「……まあ…な」
慎「……百年の時を経て、かつての敵と味方。すべての演者は再び演壇に登った訳だ……所で、私は眠いよ。知ってるか?神は一晩寝ないだけで死ぬんだ」
霊緋&?「「……」」
寝室にて
慎「…では霊緋…お休み。お前も、適当な部屋で休め」
霊緋「はーい。じゃあ、お休みなさい」
チュッ
?「…パルいな。私は百年間一人で自分探しだったと言うのに…。まあ、お休み」
二人は出ていく
慎は一人、暗い部屋で百年…正確には140年前の事を…あの事件を思い出していた
それはさる幻想郷が完成した明治、雨の降る日に現れた者によって起こされた事件。霊緋が亡くなる原因となった、事件である……
てな訳で次から過去編?
更新遅いけど許してね…?
見てくれる人、居たら嬉しいですねー。
最初のコメントを投稿しよう!