マッシー流ストーリーの作り方(その1)

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マッシー流ストーリーの作り方(その1)

 ストーリーの作り方なんて無数にあるんで、どんな作り方でもいいんですが、今日は比較的マッシーがよく用いる方法を紹介してみようと思います。  私の場合、他の人の作品に触発されて書きたくなる場合が結構多いんですよね。勿論これは小説に限らない。マンガだったりアニメだったり映画だったりします。  山場やいいシーンで、これはちょっと違うだろ? そこはそんな台詞じゃダメだろ? とか思うと、じゃあ自分だったらどんな台詞を入れるか、と考え始めるわけです。  例えば、家でポテチ齧りながら(煎餅でもチョコレートでも良い。てか論点そこじゃねー)アニメを見ていて、主人公の少年探偵が決め台詞を言ったとします。 「真実は一つ!」  まあこんな感じ(あくまで例えですよ!)  で、ここで、いやいやいや、真実は三つくらい有るだろ!って思ったとします。  そこで、解釈の仕方次第で、三通りの真実が浮かびあがるような話を考えていくわけです。  被害者は適齢期の女(美人)、仮にA子さんとします。  容疑者はいっぱい居るんですが、名探偵の推理によって一つ一つ可能性を潰していき、最終的に3人に絞り込みます。  例えば  ①犯人は元カレのY男  ②犯人は親友のB子  ③犯人は上司のC太郎  で、ここで、ふと考えるわけです。  これって探偵が無能なだけじゃね?  優秀な探偵だったら残り二つの可能性も潰して犯人1人に絞り込むよね。  てか、そもそもこれだと事件が解決できてねーじゃん。  この案はボツです。
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