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中には技術だけで良い作品書いちゃう人もごく稀に存在するけれど、そういう人は万人に一人、いや百万人に一人の天才。
我々凡人はパワーを高めていくことが重要なのだ。
大パワーは無理としても、せめて中パワーまでは持って行きたい。
(勿論、パワー小以下の作品も習作として書く分には悪くない)
でわ、一体どうしたらパワーが溜まるのか?
それは「書きたい」という衝動が何処から来るのかを考えてみれば良い。
思わず涙がこぼれてしまうほど感動した時、涙さえ出ないほどの深い悲しみに包まれた時、身体がぶるぶると震える程興奮した時、全身の血が逆流するような激しい怒りを感じた時、腹筋がよじれて死ぬかと思うほど可笑しかった時。こうした心の振幅が「書きたい」というパワーに繋がるのだ。このパワーゲージは何年も何十年もかけて少しづつ上がっていく場合もあるし、一瞬にしてMAXまで上がってしまう場合もある。
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