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マッシー流、ハードボイルドの定義
ハードボイルドってなんだろう?
「ハードボイルド」は元来、ゆで卵などが固くゆでられた状態を指す。転じて感傷や恐怖などの感情に流されない、冷酷非情、精神的・肉体的に強靭、妥協しないなどの人間の性格を表す。(Wikipediaより)
だそうですw
かつてはエブリスタにも自称ハードボイルド小説が結構あったんですが、その中にマッシー的なハードボイルドに該当する作品は一つもありませんでした。強靭なタフガイが出てきて悪人をぶっ倒す。そういうんじゃないんですよねぇ。私の中でそんなものはハードボイルドでも何でもない。その行動の根源に正義感や人情があってはダメなんです。
例えば主人公(基本アウトロー)がお姫様に護衛を頼まれたとします。
「10km先にある橋まで金貨10枚で護衛してください。橋を渡れば恋人である王子様が待っています。王子様はこの国で一番の剣の達人なので彼のところまでで良いのです」
まあこんな感じ。
依頼を受けた主人公はお姫様を護衛します。
山賊、盗賊、敵国の刺客、襲い来る敵をみんなぶった斬っちゃいます。
しかしそれはあくまで橋までです。
橋を一歩渡ったら、もうお姫様がどうなろうと知ったことではありません。
王子様がまだ来ておらず、襲われたお姫様が全裸にひん剥かれようが、輪姦されようが、知らんぷりして行ってしまう。これでこそハードボイルド。
で、もっとハードボイルドにしようと思ったら、遅れてきた王子様が勘違いをして主人公に斬りかかってしまったりする。当然ぶった斬る。王子だろうが剣の達人だろうがぶった斬る。
お姫様は号泣w 主人公に石を投げつけるw
主人公は一切構わず、剣に着いた血のりを拭き取り、刃こぼれが無いかを確認する。
ここまでやってくれれば文句なし。
機会が有ったらこんな感じの短編を書いてみたい。
そんなもん誰も読まねーよ、という声が聞こえてきそうですが、私はそういう話が書きたいのだよ笑
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