主人公という分厚い壁

1/1
前へ
/46ページ
次へ

主人公という分厚い壁

バトルものを書いていて気になるのはやはり、いかに戦闘シーンに緊迫感を持たせるか、という点だが、読者に”この人物がここで死ぬわけない”と思われてしまうとその瞬間に緊迫感が無くなってしまう。 これを避けるための対策としては、物語の序盤~中盤で読者が”この人は死なないだろう”と思いそうな重要キャラを戦闘シーンで死なせておくことがそこそこ効果的だとは思う。そうすることで、この物語ではどんな人物でもあっさり死ぬ可能性があると思わせることが出来るからだ。 が、それでも主人公だけはそう簡単には行かない。実際主人公が死んでしまうと、例外的な作品を除けばそこで物語が終わってしまうし、読者もそれがわかっているからだ。これを避けるためには主人公を複数にしておく、という手が効果的かもしれない。主人公が3人居れば2人まではとりあえず殺せる笑 みなさんは途中で主人公が死ぬ小説を書いたことが有りますか?(ラストシーンではなく) もし、そういうの書いたことが有るよ、という人は詳細を教えてもらえると有り難い。
/46ページ

最初のコメントを投稿しよう!

38人が本棚に入れています
本棚に追加