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「…。」
あーやばいやばい。
ガチで汚物見る目だよあれ、たろちゃん指ぽきぽき鳴らし初めたもん。
これは究極にやばい。
「…倖政、その件に関しては昨日口論しただろ。画面の外に出るって言うのはなつまり…」
「はい、ストップー」
「あぶしっ!!」
いきなり語りだした武に勢いよく鼻フックをかましてやった。これ以上目立つなバカ共。
俺は静かでめんどくさくねぇ高校生活を送りてーんだよ。これ以上目立ったら話の種にされるのは目に見えてる…それだけはごめんだぞ俺は!
「…先生、授業の続きどーぞ。」
「あぁ、感謝するぞ将人。あとは授業中に居眠りしてなかったら褒めてやるところだ。」
あ、やっぱバレちゃってたか。
まあ、結局授業終わった後三つ子ってことで話の種にされたんだけどな…
すっげークラスの男が群がって質問攻めされて死ぬかと思った…俺は人ごみも嫌いだっつの。
あーめんどくせーなあ…。メアドもうざいくらい聞かれて教えたけど、誰一人として名前覚えてないんだが…。
もしメール来ても誰だか分かんねーぞ。
ま、いっか…適当に返そう。
人生適当が一番だうん。
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