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そのまま寝たふりでもしようかと思ったが、さすがに新学期初日から職員室に呼び出されるのはごめんだからな…
とりあえず顔を上げて教卓の方を見ると、なんと俺の方を向いていない←
たろちゃん(担任)の視線の先を見てみると、もう１人…さっきの俺と同様、机に突っ伏している女子がいた。
結構大きめの声で言ったたろちゃんの一言にも一切気付くことなく気持ちよさそうに寝ている。…いや突っ伏してて顔は見えないんだけどね？
運が悪かったな…せいぜい俺の代わりに怒られてくれ(^^ゞ
｢聞いているのか、永田!!｣
｢｢はい!?｣｣
…え？
何故かたろちゃんの怒声に、寝てる女の子の前に座っていた二人が返事を返した。二人とも寝呆けてたのか…？
それ見たたろちゃんはしまったって顔して、頭を掻いた。
何なんだ？一体どゆこと(´・ω・｀)？
｢あー、悪い。お前らじゃなくて一番後ろの奴だ。夕生、そろそろ起きねーとシバくぞー。｣
さすがたろちゃん…元走り屋なだけあってワイルドだなあ…。
…てのはいいとして、つまりこいつら3人共永田って名字なのか…。
もしかして俺らみたいに三つ子だったりしてな(笑)
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