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「純粋で素直だなルーチェ先生は
…付け入れられるよ」
「もう、ないですよ
組織事態解散させました…私に
付け入れる輩はいないでしょう…
得がないですから」
そう自傷気味にキルリは笑った。
「見てらんね…」
「フフ…あ、でも颯人
薬はお願いできますか?」
キルリの肌は傷だらけだ。最近、
薬を颯人先生が塗ってやってるお
影か治りつつあった。
体は変われど、恋々いわく傷は継
続されてしまうらしい。
「朝食終わったら今日のあるから
」
「うん。ありがとう」
素直に答えたキルリに颯人はため
息を吐いたのだった。
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