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「ヒールと対話ぁああ!?
アホかキルリ!!
いくらお前の親父さんでも」
「わかってるよ…でも、どうして
も聞かなきゃいけないんだ。」
あれから場所は変わり、昼間の中
庭でハブメルはキルリに頭を抱え
た。死闘をした親子の対話。それ
に酷く反対しているのだ。
氷山 吹雪。
冷徹と有名な男だ。
それとキルリが対話なんてハブメ
ルには耐えきれないのだ。
「何を今さら聞くんだ!!」
「色々だよ!!彼しかわからないこ
ともある!!」
「アホか!!行かせない!」
ハブメルが翼を広げる、キルリは
それに身構えると、武器を取り出
し、そしてキルリもまた、背に氷
の翼を広げ――中庭に冷気を纏っ
た爆発音が上がったのだった。
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