雪の日常

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何事かと皆が窓際に集まるも、窓 は氷り、開かず皆が混乱する中、 ニーナは走っていた。愛用の武器 を手に。中庭では依然として爆発 音が絶えない。きっと両者ブチキ レ状態なのだろう。 「みなさーん…退いてくださーい …」 ニーナが現れると皆が顔を変えて そこを退いた瞬間、ニーナは凍っ た扉を軽く切ると、扉は腐蝕し、 崩れ、中庭の光景が露になり、ニ ーナはため息をつくと高く飛躍し た後、2人の間に割って入った。 「はーい…終了… 終わらないとー、腐らせますよー …」 ニーナが言えばキルリは武器を仕 舞い、ハブメルもしぶしぶ翼を仕 舞った。中庭は一面氷の世界と化 し、所々クレーターやら氷柱やら が出来ていた。 「まったく…加減してくださーい …お2人が暴れるとー、質が悪い …でーす」 「わりぃ…」 「すみません、ニーナ…」 「私もー…手伝いますから…直し ますよー…」 それから3人は野次馬を解散させ 、中庭を修復させ始める。しかし 、ニーナはこうなった原因を知ら ない。
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