雪の日常

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「なんでー、ケンカを?」 「ヒール…と話すってキルリが聞 かねぇんだ」 「ハブメルに関係ないでしょ!! 私は…私、一個人として父親に聞 きにいきたいのです。」 「またヤられたいのか!?」 噛みつくハブメルにニーナが制止 をかけ、告げた。 「キルリさん…1人は私もー、反対 ですー。」 けど、とニーナは続けた。 「護衛的に…誰かを側に置くなら 良いですよー…」 「ニーナ!!」 ニーナの発言にハブメルが声を上 げた。それにニーナは目線だけ向 けて答えた。 「これはキルリさんの…問題です ー…私達は、何も出来ませんよー 」 「クソッ…仕方ない!! その変わりだ、護衛は決めさせろ !!いいな!?」 苦虫を潰した様な顔で吐いたハブ メルにキルリは頷いたのだった。
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