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愛『この学校で1番悪いって言われてる男子だよ!イラっとしたら何するか分からないやつだよ??』
柚『えーやだぁー』
浩『えーやだぁーってお前なぁ』
高石が苦笑してる。
クラスの1人の女の子が皆に言った。
『あいつ、来たょ』
皆が一斉に座って顔合わせない様にしている。
((ガラガラ))
徹『皆さんおはよー』
入って来た西島徹平は制服をきっちり着ていて
眼鏡をかけてる。
真面目そうに見える。
徹『静かだねー。俺の座る席はーっと。』
西島徹平は座席表を見てる。
ここまでは、あまり悪いやつには見えない。
徹『大西柚!!』
柚『は、はひっ?!』
ビックリして声が裏返ってしまった。
徹『俺の席、ここだから。よろしく。柚ちゃん。』
西島徹平はニッコリと笑って
私の隣に座る。
柚『あ、はい。』
だめだ。何か怖いぞ。緊張する。
浩『ねーねー。』
柚『はい。』
浩『タメにしてよ。』
柚『分かった。。。です。』
本当にタメ口で話したら何するか分からないから、、、
ケド分かったですはさすがに
おかしかった。
浩『面白いね。今度から使うわ。分かったです(笑)』
柚『ぜひ(笑)』
何コレ??以外に普通に話せてる??
ってか以外にいいやつ??
いやいや!だめだ。信じてはいけない。
浩『式、さぼろ?』
柚『へ?』
浩『だから、始業式なんて受ける意味なくねぇ?』
柚『まぁ確かに、校長の話は無駄に長いし、途中で眠たくなるのは事実だからウソじゃないって言うか、色々内心あるみたいだし、でも始業式ぐらい居なくても分かんないって言うか』
浩『何言ってんの?よし決まり!さぼろ!』
そう言って西島徹平は立ち上がり
私の腕を掴んだ。
柚『あ、ちょっと』
西島徹平は教室を出て
自転車置き場に向かった。
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