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「皆さんお集まりですね」
名古屋のとあるビルに集められたニートたち。その数俺を含め100人。仕切るのは厳つい数人のエージェント。
やべ、みんな俺と同じ匂いがする。
「それでは今から番号を呼ばれた方は別室で面接を執り行いますので、それ以外の方はしばらくお待ち下さい」
エージェントはそう言うと、部屋を退室した。そして残されたニート100人。
みんな緊張して一言も発せ無い中、不意に一人のニートの携帯に着信が、
『もっていーけ♪最後に笑っちゃうのはあたしの♪』
「あっ、ママ?」
もってけセーラー服…。すごく、なつかしいです。てか、ママとか自重( ;´Д`)
そしてまた静寂が……。
『プリッキュア♪プリッキュア♪プリッ♪プーーリキュア♪プーーリキュア♪』
はい、どうみても俺の着信です(≧∇≦)
なんやかんやはしゃいでる間に、俺の番号がエージェントに呼ばれた。
いよいよ、俺の逆襲が始まんぞ?見てろよ国家権力? 俺が面接をぶっ壊す…。
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