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案内された部屋の扉を開けると中には怖そうな面接官が二人……。
俺の負けられない戦いが幕を開けた。
面接官A「お座り下さい」
俺「言われなくてもそうするつもりですが」
面接官B「……。お名前をどうぞ」
俺「清水 大誠です」
A「今までに仕事の経験は?」
俺「ニートを少々……」
B「つまり無いんですね?」
俺「イエス、アイアム」
A「……ご趣味は?」
俺「引きこもりっす」
B「何か特技は?」
俺「これでもか、ってぐらいタンポポを優しく吹きます」
B「それをして何の得がありますか?」
俺「あの日おざなりにした1/3の純情な感情を思いだせます」
A「尊敬する人物は?」
俺「お父さん…」
A「理由は?」
俺「まぁ、今回のことでいろいろ俺等もボクシング界に迷惑かけたけど、親父は今でも尊敬してるし……ほんますいませんでした」
B「それ亀田じゃねえか!!もう少し真面目にお願いできますか?」
俺「ソーリー。ワタシガンバルアルアルダイジテン」
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