唯一無二。

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及第点っていいのだろうか。 でも。 「あの、オムライスより教えてほしいのあるんですけど。」 「んー何?私そんな難しいもの作れないわよ。」 チラッとお姉さんたちとやりあってる京太に目を向けて。 聞いてないことを確認。 「あの、ハンバーグ、教えて、下さい」 「あー。ね。」 理由は分かってくれたみたいだ。 「京太っ」 「あ、何だよ」 え、何いうの? バレたらハズイんだけど。 「あ、の未來さん?」 慌てて問いかけるも、無視だ。 「京太あんたはやく藍那を嫁に貰いなさい」 「へっ?」 思わず呆けた声をあげてしまった。 「っげほげほ」 あ、むせてる。
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