唯一無二。

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急に私の名前が出た。 でも、京太の知り合いらしいし。 京太の背からでて。 「初めまして。AINAです。」 営業スマイル、だ。 京太の知り合いなら嫌われたくない。 挨拶すると相手は固まった。 何故。 「えっと、」 「うわー!!マジでAINAだ!感動!」 そういって手を伸ばしてくるから。 体が、固まる。 でも、手は触れる前にはたき落とされた。 「いぃって!」 「バイト遅れんぞ」 「はっ、ヤバい!んじゃAINAさん!また店来てください!」 そう言って走り去っていった。 なんだったんだ一体。
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