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「っ、なんで、笑うの?」
なんで、なんで。
こっちは、本気で怖かったのに。
「いや、わりぃ。」
「っ、う、ふぅ」
まだ笑ってる。
もうやだ、私、スッゴク怖かったのに。
それ笑うとか。
なんで。
「あー、わりぃって、笑わねーから。
もう泣くな。」
京太は私の背中をトンットンッと軽く叩く。
「っ、ば、か」
ドンッと京太の胸を叩く。
「あーはいはい。バカですよ。
今藍那さんにメチャクチャ愛されてること実感して嬉しくて半端ないようなバカですよ。」
「っ、」
「でも、お前も悪い。
あんな可愛いことばっか言うのが悪い。」
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