出逢いは突然に

ﾃﾞｰﾄ

日曜日の朝…いつもより早く起きた。今日は葵ちゃんと出かけるからだ。

陽季｢………｣

寝惚けながら煙草に手を伸ばす。ぼーっとしながらも時計を見れば､まだ朝の7時…日曜日のこの時間は大体いつも寝てる。

陽季｢……とりあえず飯食うか｣

朝食を済ませ着替えたりして約束の時間の9時まで…家で待つ。昨日…

陽季｢明日迎え行くよ｣

葵｢いや…先輩また寝てそうなんで(笑)私が先輩の家に行きますよ♪｣

………………まぁ確かに､有り得る事だから…と思い

陽季｢じゃあ…明日待ってるわ｣

…………で今に至る。

すると､しばらくして葵ちゃんが来た。約束の時間より少し早い…部屋から顔を出す。

陽季｢おはよう｣

挨拶した俺を見るなり葵ちゃん…

葵｢あっ…起きてる｣

……どうやら起こす時間も考慮して来たらしい。……今度から起きたらﾒｰﾙしようと思った。

……それから少しして車に乗り込み､目的地へ向かう。

葵ちゃんとのﾃﾞｰﾄが始まった。