出逢いは突然に

ﾃﾞｰﾄ

…そして映画館に着いた。

少し早く来たのだが…中に入ると思った以上の人だかりで少しﾋﾞｯｸﾘした。

陽季｢結構混んでるね…｣

葵｢そうですね…先輩♪私達も並びましょう♪｣

頷き､列に並ぶ。…少しして受付のお姉さんに辿り着いた。

受付｢本日はどの映画をご希望でしょうか？｣

陽季｢この…○○○の○○○なんですけど…｣

受付｢○○○の○○○ですね？こちらの映画ですと…この席が空いてますが､いかがなさいますか？｣

少し前の列だが真ん中が空いてるな…ここで良いか。

陽季｢じゃあ…ここお願いします｣

…的なやり取り交わしてからﾎﾟｯﾌﾟｺｰﾝとか買って移動し指定の座席に並んで座り放映を待つ。

葵｢私…始まる前の予告好きなんですよ♪｣

陽季｢そうなの？俺は嫌い…｣

葵｢えっ？嫌いなんですか？｣

陽季｢うん。前にさ…予告観てたらそっちばっか気になっちゃって(笑)その後観た映画良く覚えてない｣

葵｢それ本当ですか～？(笑)｣

その後も話してたらゆっくりと照明が消え予告が始まる。…今回は大丈夫だった。

そして映画が終わり席を立つ。

観た映画の話しながら､お昼ご飯を食べて…午後は買い物がてら色んなお店を見て廻った。

葵｢これ安いし可愛い♪…似合いますかね？｣

服を手に取り鏡の前で合わせる葵ちゃん。

陽季｢うん？…良いんじゃない？似合うと思うよ♪｣

葵｢どうしよっかな…買っちゃおうかな♪｣

…そんな感じで､買い物しながら他の店へ移動中…

店員｢良かったらどうですか～？｣

と女の人に呼び止められ､声がする方を見る…通路に屋台みたいな感じでｼﾙﾊﾞｰｱｸｾを並べて置いている所の店員さんだった。

ｼﾙﾊﾞｰｱｸｾを見るなり葵ちゃんは

葵｢先輩♪早く早く♪｣

既に移動していた。葵ちゃんに手招きされ…そこへ立ち寄った。