17人が本棚に入れています
本棚に追加
夜の8時頃…俺は部屋で準備していた。
今日は…葵ちゃんにプレゼントを渡す日だ。
琢磨から聞いた話だと葵ちゃんは夜の9時までバイト…らしいのでバイト先に向かった。
バイト先に到着した俺は…まだ時間に余裕あるな。と思い自販機でコーヒーを購入し、しゃがみこんで煙草を吸う。
白い煙を吐き出しながら葵ちゃんが終わるのを待つ。
葵ちゃん来たら…後ろから声かけて驚かせてからのネックレスプレゼントで驚かせよう…ちらっと時計を見ればもう9時になる。
そろそろか…葵ちゃんまだかな~…なんて思いながらも周りを見る。
陽季「…ん?なんだあれ?」
視線の先に…通行人の中で大きな袋を持った見た目同い年位の背の高いイケメンが歩いていた。
何となく気になり見てると…そのイケメンは時計を見る仕草しながら立ち止まる。…どうやら人を待っているようだった。
何か嫌な予感した…まさかな…なんて思ってたらイケメンが動き出す。その先に居たのは…今出てきたであろう葵ちゃんがいた。
マジか!!思いながらも俺は何故か慌てて隠れてしまった。
…隠れる必要も無かったのかも知れないが…とりあえず二人の様子を伺う事にした。
最初のコメントを投稿しよう!