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琢磨「もしもし?やっと起きたか…寝過ぎ(笑)そこに葵ちゃん居るでしょ?」
陽季「アオイちゃん?…つか、お前今何してんの?」
琢磨「そこに居る女の子だよ…名前聞かなかったのか?何してるかはヒ・ミ・ツ(笑)今からそっ…」
パタン…俺は携帯を閉じ、そっとテーブルに置いた。すると直ぐに携帯が鳴る…うん、とりあえず電源切ろう。
その一部始終を見てか、後ろからクスクスと笑い声。
葵「何してるんですか?変なの…フフッ」
陽季「イヤ…アイツが悪い琢磨が…ウン」
一人納得しながら煙草を手に取る。すると葵ちゃんの携帯がなる
葵「あっ…琢磨先輩だ」
電話に出て、いくつかのやり取り。そして、俺に携帯を差し出す。
葵「琢磨先輩が話したいそうです」
………話を聞けば、この葵ちゃんて子はバイト先の後輩で最近親しくなり、琢磨が俺の話をした所会ってみたい言う流れで今に至るとの事。…にしてもお前居ないのおかしくね?
陽季「…大体理解した。んで、何でお前居ないの?」
琢磨「用足ししてた。ホントわりぃ。今からそっち行く」
陽季「用事?因みに今何処に居るん?」
琢磨「彼女ん家」
パタン…携帯を閉じ葵ちゃんに返す。すると苦笑い浮かべながら
葵「琢磨先輩彼女の家に居るみたいですね」
陽季「うん…用事終わらなそうだから来れないって言ってたょ」
…こうして、いくつかのやり取りの後、葵ちゃんを帰し、遅れてやって来た琢磨がどうなったかは言うまでもない。…イイ所へ連れてって貰っただけだけどね(笑)
…これが葵ちゃんとの最初の出会い。
…また会う事になるとはこの時は思ってなかったけど。
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