113人が本棚に入れています
本棚に追加
「次は………これだ」
『海面から落ちてきた?』
「あぁ~、なるほどね」
「確かに少し違和感のある文章かもしれませんね」
「これは本編33pへのページコメントだ」
「多分視点の問題だよね。この時の一人称のガイさん?は海中からジンが落ちてきたのを見た。
キレイな海なら空から降ってくるとこを見れるかもしれないけど、多分そうではなかったんだよ」
「ちょっと詩的な表現だと思っていただいても構いません。あまりここにはこだわらないで欲しいです」
「そう言えばジンが静かなんだが………どうしたんだ?」
「いや、なに……あのオッサンには良い思い出は無いからな……ったく異世界で最初に会ったのがあんなのなんて………他にマシなのがいただろ………」ブツブツ
「ど、どうしてジン君はあれほど文句を言っているんでしょうか……?」
「うーん………地球でこの手の話だと最初は女の子を助けたりしてフラグを建設するのが王道、って有るらしいけど……」
「ふらぐ? 旗を立てたら何が起きるんだ?」
「ごめん、ボクにも分からないや……」
「女の子と戦争でもするんでしょうか……」
「「流石にそれは無い!」」
「えぇっ!? だって旗と言ったら戦争で自分達の所属を明らかにする手段じゃないですか!」
「いやいやいや、他にも色々あるからね!?
店舗の広告や紹介とかお知らせに使ったり」
「そもそもそんな風習はずっと昔のものじゃないか」
「そ、そうだったんですか………私最近の流行とかには疎い人なので………」
「そういうレベルの話じゃないと思うけどなぁ………」
「もういいですよ………どうせ私はオシャレとかしたことないですし……」
「あっ、セツラいらっしゃい………オレとこの世界と時代の理不尽さについて語ろうぜ……」
「うぅっ………ジン君、私は……私はぁっ………」
「これ以上この話題は止めておこう……」
「そうだね……」
最初のコメントを投稿しよう!