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「警察にいったのか?うっ!」
男はいきなり起き上がった。
「警察には電話はしてないから、落ち着いて」
私は笑顔を向ける。
「そっか。」
男はそういうと横になった。
なにかを考えるかのように私の視線をさけ、横を向いた。
私は空気をよんで、外に出た。
時間はあれから丸一日経っていた。
「先生も変わってますよね。警察に電話するなっていう人なんて危ない人なのに手術して、寝ずに気が付くのまつんだもの。今日は週に一回の休みなのにね。」
看護師同士で笑いあっていた。
「お互い様でしょ?あなたたちも私が危ないかもしれないって今日休みなのに来てくれたんだから」
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