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私は笑いながら、看護師たちにいう。
「はは。似たもの同士ですね。」
「そうだね。」
私も声を出して笑った。
「先生。これどうぞ。睡眠不足にはこれがいいですよ。」
そういって、吉木と書かれたプレートをつけた看護師が私にホットミルクを渡した。
「ありがとう。ねえ、吉木ちゃん、ホットミルクもう一杯作ってもらっていい?」
「いいですよ!もう飲み終わったんですか?」
「違う違う。長谷川さんに持っていこうと思ってね。」
「そうですか。ちょっと待っててください。」
しばらく談話すると、吉木ちゃんがホットミルクを渡してくれた。
「ありがとう。じゃあ行ってくるね。」
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