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<刹那side>
沖田「君の目的は何!?」
刹那「総司には関係ない。僕は言われたままに動くだけ・・・」
沖田「君って悲しいね」
刹那「だから?・・・」
沖田「君って人形みたいに、操られてるから。刹那自身の意志はないわけ?」
刹那「うるさい。そんなに早く死にたいわけ?」
わかってる。総司の言ってることが正しいって・・・。
でも、僕が任務を成功させないと・・・もう大切な人を失いたくない。
ーキーーーンー
何度も響く音。そして幾度と交じり合う刃。
睨み合いを何度も繰り返す。
もう、いいかな・・・。疲れたよ、こんな人生。
ただ操られ自由の利かない世界で生きながらえても嬉しくない。
そんなとき、懐かしい暖かい声が聞こえた。
近藤「刹那ー!!」
刹那「っ!!」
思い出した。今回の目的は近藤さん、そして幹部全員を殺すことだということ・・・。
だめだ。僕は・・・。
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