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<沖田side>
沖田「近藤さん!危ないですから、下がってください。」
刹那は何度も攻撃を仕掛ける。
でも今にも泣きそうな子供のような瞳をしてこっちを睨む。
そんな時、一瞬の隙をみて刹那が峰打ちをした。
沖田「くっ!何で殺さないのさ!」
刹那「僕の勝手だろ・・・。」
何が?意味がよくわからないまま、痛む傷をおさえた。
スタスタと近藤さんに向かって歩いていく刹那。
沖田「やめろ!」
刹那「・・・」
近藤さんは何故か刀を抜かない。
くそっ!傷さえ痛まなければ・・・。
刹那はそっと近藤さんの首下を狙って振りかぶった。
土方「近藤さん!」
斎藤「局長!」
近藤さんは抵抗一つせずに
目つきも変わらないまま刹那を見つめているだけだった。
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