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「ももはお腹が減ったってさ?目の前の肉食べれなかったから」
ニヤッと笑いながら顎でくいっとももを指すのでチラッとそちらを向くと
、、ダラダラと俺を見ながらヨダレを垂らすももちゃんが
『今すぐ飯を探そう!』
疲れた身体をビシッと直立させ周りを見渡すが、ももの雄叫びやら俺の叫び声で他の動物は逃げたか隠れてしまっているようで、雪山で動く気配は無い
「ここじゃろくな獲物獲れそうにないねぇ・・・」
うーんと腕を組んだまま俯きハッとして顔をあげる
「魚でも食べるか、エリア」
ボソッと呟くと咲ねぇと俺、ももを囲むように白い円陣が広がり、まばゆい光に包まれた
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