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光が収まると先程までいたあたり一面雪景色の雪山ではなく、気温も穏やかな森林浴とかバーベキューが出来そうな穏やかな河原が広がった
『あー、、、生きてるって素晴らしい、、』
極寒とももという恐怖から解放された俺は防寒着を脱ぎ深呼吸をする
うん、生きてるって素晴らしい
チラッと辺りを見渡すと咲ねぇは果物や木の実を集め、ももは川に入って魚を獲っている
クマの魚獲り、、何度見ても絵になるな
ってことは
『俺は山で肉さがしか』
ここならさっきまでの雪山とは違い、食料となる動物には事欠かないであろう
グッグッと体を伸ばし、手を前に出す
『紅雀』ベニスズメ
そう呟くと腕の上が淡く赤い光に包まれ、光が収まると一匹のオレンジ色をした羽に包まれた小鳥が現れた
『よし、いくか!』
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