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 シングルの布団からはみ出さない様に、絡み合う身体。 「も、だめ」 逃れようとうつ伏せた背中。 舌を這わせ、腰から太ももまで螺旋を描くように指先を滑らせれば、荒い息遣いと悩ましげに動き、浮き上がる。 力なく伏せる上半身とは反対に、下半身は煽る様に揺らめき、求められて…… 別人の様な彼女に溺れる。 「私も…」 熱くなった身体をヒカリの冷たい舌が、指先が…なぞる 黒髪を撫でながら、また離れていた時間の長さを感じていた… 積極的なヒカリの態度に、刺激されながら戸惑っていた… テレビに照らされたヒカリの身体はしなやかで綺麗だった。
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