17/17
前へ
/56ページ
次へ
「ゴメンね、今ミカちゃん家にいるの… また、掛けるね…じゃ」 やっと代わったと思ったのに、アッサリとした対応で電話は切れた。 賑やかな会話の後、真っ暗な部屋の中で気分はスッキリしていた。 日付の変わる少し前、ヒカリからの着信があった。 『次の休みに、会いに行くから…』 待ってるよ、返事をしながら卓上カレンダーを見た。 今度こそ…。
/56ページ

最初のコメントを投稿しよう!

119人が本棚に入れています
本棚に追加