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***** 会いたい… あの電話が、私の心をより一層強くした。 この気持ちをユウキに伝えたくて。 胸は張り裂けそうだった。 会える喜びで、夜は眠れなかった。食事も喉を通らなかったから、乗り物酔いしたけど、ユウキと一緒にいられるなら全然平気なのに。 折角会えたのに…ユウキは言葉少なくて、表情も硬い。 二人で街を歩きたかったのに、タクシーに乗り込み話したい事がある、と小さく言っただけだった。 やり直せると思っていたのは、自分だけだったのか… 涙か溢れそうで、窓の外をじっと睨んだ。 手を伸ばせば触れる距離にいるのに、彼の横顔は遠くに感じた。
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