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哲学者としての自分がいて、画家としての自分がいる。 それらは彼自身にとって――彼自身であればこそ尚更――やはり、別々の存在としてではなく、どちらも切り離すことの出来ない一人の人間を構成する一部だった。 だが画家として生きる道は、既に閉ざされつつある。 老人は俯き、黒炭を机に戻して、そして、眼を、閉じた。
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