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その声の主は、太陽のように輝く金色の長い髪の女の天使だった。
「むー…。」
あまりに美しくて思わず声が漏れてしまった。
「何だ、この女は?別に俺たちがここで何をしようと「ちょ、馬鹿野郎。この方は、大天使、蒼様だぞ…。」
ソウ…?
「え、こんな若いのが?」
男の天使二人はうろたえていた。
「それに…、その罠にかかってるのは…。」
と、ソウという天使は罠にかかり動けなくなっている夢焔を見た。
「あぁ、悪魔モドキだ。珍しいでしょう?子供とはいえ、高く売れますよ。」
すると、キッと彼女は男を睨みつけた。
「この子は私の使い魔の悪魔モドキの『むーた』だ。」
……え?
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